(138)十二の眼の捜査資料だよ
庄子が答えると、段ボールのなかから「ありがとうございました」と彼の声が聞こえた。
東都テレビの玄関前には三名の警察官が警備していて、そのうちのひとりは麻布署の人間だった。彼が車のなかの庄子に気がつき、駆け足でやって来る。
「ご苦労様です!」
「おう」
…
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