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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

あの人もこの人も…この世を去った2025年 テレビはお世話になった人に対して冷たい

公開日: 更新日:

 2025年も多くの著名人が亡くなった。

 この時期に思うのはテレビは今を生き延びることにいっぱいいっぱいで余裕がなく、亡くなった人に対してあまりにも冷たいということ。それまで散々お世話になったのだから功績や人柄などを語り感謝しつつ、お別れする番組があってもいいのではないか。

 長年、追悼を一手に引き受けてきたのは「徹子の部屋」(テレビ朝日系)か。

「星になったスターたち」(フジテレビ系)という上沼恵美子香取慎吾がMCの特番が昨年放送され、今年は16日に放送された。こういう番組があるのは喜ばしいが、上沼と香取だけではエピソードも広がらず。もっと縁のある人を招いてやって欲しい。

 しかも、結局は長嶋茂雄みのもんたに大きく時間を割き、あとはおまけ扱い。吉行和子と上條恒彦という「3年B組金八先生」で先生を演じていた2人を武田鉄矢が追悼する場面も。ただ「サン!シャイン」終わりのついでだったのではと思ってしまった。

 そもそも上條は「出発の歌」とか「木枯し紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」などのヒット曲、「屋根の上のバイオリン弾き」のテヴィエ役にも触れたいところ。

 吉行も「金八」の家庭科の先生だけでない。せめて長年の相棒だった冨士真奈美から話を聞いて欲しいもの。

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