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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

面白いかよりも…カッコいいかを優先する狩野英孝のピュアで本気な判断基準

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「隠してくれてて、よかった」
狩野英孝テレビ朝日系「ロンドンハーツSP」12月13日放送)

  ◇  ◇  ◇

 狩野英孝(43)といえば「50TA」名義で音楽活動もおこなっている。もともとは2009年に「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)のドッキリ企画で生まれたキャラクターだが、アルバムも発売し「ミュージックステーション」などの音楽番組にも出演。ライブを開催すれば毎回超満員だ。

 そんな50TAになんと、「King&Prince」から楽曲提供の依頼が舞い込んだ。だが、狩野は、新人バーチャルアイドル「KPDY」からの依頼だと聞かされて楽曲を制作。いざ、キンプリが歌っているのを見て漏らした一言が今週の言葉だ。もし最初から知っていたら、プレッシャーでいろいろ考えて、素直に作れなかった、と。

 狩野の作るキャッチーなメロディーや独特の言葉選びは、キンプリだけでなく、寺岡呼人やヒャダイン、いしわたり淳治ら音楽の専門家たちも高く評価している。

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