ハッキリした村上宗隆の微妙な評価 ホワイトソックスと「2年54億円契約」も当初の想定大きく下回る
これが妥当な評価ということだろう。
ホワイトソックスは日本時間22日、ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた村上宗隆(25)を獲得したと発表した。複数の米メディアによれば、2年契約で総額3400万ドル(約53億7200万円)。
背番号は「5」で、23日午前2時から本拠地シカゴの「レート・フィールド」で、入団会見に臨む。
村上の交渉期限は23日の午前7時。21日には、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が、「ホワイトソックスが現在、交渉中の球団のひとつだと、情報源がわたしと(MLB公式サイトのホワイトソックス担当記者の)スコット・マーキンに語った」と自身のXに投稿していた。
ホワイトソックスは今季60勝102敗でア・リーグ中地区最下位。2023年から3年連続で100敗を喫し、目下チームの再建中。井口資仁のメジャー1年目の05年にはワールドシリーズを制覇した実績がある。
今回の契約の最大のポイントは、交渉期限が迫ったタイミングで、村上サイドがホワイトソックスと交渉していた点だ。
ホワイトソックスの今季年俸総額は9170万ドル(約144億9000万円)でメジャー30球団中29位。そんな資金力の乏しいチームが争奪戦を制したのはなぜか。


















