働いても働いても…テレビ局と制作会社の逃れられない「格差」~テレ朝社外スタッフ転落死で改めて注目~

公開日: 更新日:

 絶対に迷宮入りにしてはダメだろう。今月10日、テレビ朝日本社の屋上から20~30代の社外男性スタッフが転落し、死亡した。1週間以上経っても、原因などは発表されていない。元制作会社スタッフは「このままウヤムヤにしてはいけない」と警鐘を鳴らす。

「何が理由かわかりませんが、テレビ局と下請けには歴然とした差が存在します。その気苦労などから、飛び降りた可能性は考えられると思います」

 局員と制作会社の格差は、給料だけではない。

「レギュラー番組があるとして、テレビ局の社員は数回作っただけでプロデューサーになれます。すると、数年にわたって何十回と作っている制作会社のディレクターはプレビューなどで、年下で経験の浅いプロデューサーに上から目線でキツいダメ出しをされる。それが適切な助言なら構わないのですが、一般論をあたかも自分の説のように唱える人もいます。しかし、局員に仕事をもらっている立場なので、下請けはうなずくしかありません」(前出の元制作会社スタッフ=以下同)

 かつてのテレビ業界は徹夜が当たり前で、寝る間もほとんどなかった。だが、国を挙げての働き方改革で、時間外労働も大幅に減っていると伝えられるが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ