神奈月さん(1)練習場で70歳くらいのおじいちゃんがポコポコ打ってるのを見て、火がつきました
神奈月さん(ものまねタレント)
ゴルフに初めて触れたのは、40歳になった頃です。事務所(太田プロ)のマネジャーで、片岡鶴太郎さんの弟さんでもある荻野良乙さんに、「体を動かすような趣味がないんで、何かないですかね」と聞いたところ、ゴルフを勧められたのがきっかけでした。
それまで、やろうと思ったこともありませんでした。出身の岐阜はゴルフ場も多いんですけど、うちの家系でゴルフをやっている人は全然いなかった。当時は多分、ジャンボ(尾崎)さんとか青木(功)さんとかの全盛期。パンチパーマのおじさんがパンタロンはいて何やってるんだろう--そのくらいの印象でした。
球技は好きで、小学校の頃は少年野球、中高はバレーボールをやっていました。芸能生活に入ってからも、草野球のチームをつくったり。野球は動いているボールを打つわけだから、「止まっているボールを打って、何が面白いの?」と思っていましたね。
初めて練習場に連れていかれたときもそう。何百打席でおじさんたちが黙々と球を打っている。
「何をこんなに集中しているんだろうな」って。そう思いながらやり始めたら、ボールが当たらない。


















