絶好調の南野陽子だけじゃない!衰え知らずの1980年代アイドルブームと「ぼろ儲け」ビジネスの裏側

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■大盛況アイドルビジネスの舞台裏

 かくして、人気の80年代アイドルだが、ビジネスとしてはどうなのか。某芸能プロデューサーが裏側を語る。

「私の知る限りの話ですが、簡単なイベントの司会などでも、本人を稼働させると、数十万円。友だち価格でも交通費別で15万円超。オリコン入りのヒット曲や代表曲を歌わせるとなると、1曲の歌唱で100万円以上にハネ上がる。講演ならば30万円以上。ファンクラブのミーティングやイベントは事務所や本人主催となり、2部制にして客単価がチケットだけで約1万円、グッズやゲームで3万円前後という計算でしょう。ぼろ儲けに近いと思いますよ」

 このブーム、当時のアイドルたちにとっても、輝かしい時代が続いているようだ。

  ◇  ◇  ◇

「ナンノ」は今や大学教授! 関連記事【もっと読む】南野陽子の客員教授就任で神戸松蔭大に学生は集まるのか? “客寄せ効果”を深読み…では、南野陽子の“集客力”について分析している。

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