バラエティー番組“怪談ブーム”でテレビマンが本当に怖れる「制作費200万円」時代の到来
「“怖い話”は、放送後も2次利用しやすく、低コストで長寿命なんですよ。以前は旧ジャニーズ、現在の『STARTO ENTERTAINMENT』所属タレントを使ってチープなアイドル番組を量産していましたが、いまは怪談・心霊が来ているんです。制作費が豊富なNHKはブームに乗っただけでしょうね。何しろコストパフォーマンスがいい。怪談・心霊企画はロケや大掛かりなセットが不要で、トーク中心で成立する。制作会社にとっても『安く作れて、数字が取れる』理想の企画フォーマットというわけです」
もっともテレビマンにとって本当に怖いのは、「怪談」より番組自体が終わること。“制作費200万円時代”――それこそがテレビ界を震撼させる本当の「ホラー」だという。
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