「ペガサスの朝」がヒット五十嵐浩晃さんは札幌で活動中「毎朝4時半起床で1日4、5曲作っています」

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夫人は丸谷佳織・元衆院議員

 11年前からは「専門学校札幌ビジュアルアーツ」の名誉学校長も務める。

「肩書きだけじゃなく、実際に月2回、学生に講義やパフォーマンスのアドバイスをしています。就任当初は厳しい先生でしたが、周囲になだめられるうち、すっかり丸くなりました」

 教えるだけでなく、自身の音楽活動に注力し、デビュー45周年記念アルバムを制作中だ。

「コロナ禍で出かけられない間にギターと歌を学び直し、去年春からは毎朝4時半に起床し一日4、5曲作っています。今朝も飛行機に乗る前に1曲作ってきましたよ。『いい曲ができたな』と思えるのは、40曲で1曲の割合だけど、曲を作っているときは幸せ。苦しんで絞り出していた若い頃がウソのようです。40歳代には曲が作れなくなり、ギターは弾きたくないし、で『もう、このまま隠居生活でいいか』と営業ばかりしていました。道内の祭りで、自分で作ったカラオケで歌って、1回20万、30万円もらって……」

 やる気が出たのは一人娘の誕生がきっかけ。37歳のとき、8歳年下の元フリーパーソナリティーで元衆議院議員の丸谷佳織さんと結婚し、50歳のときに第1子に恵まれた。

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