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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

若手俳優の登竜門“スーパー戦隊もの”が消滅する衝撃…芸能界には大きな損失

公開日: 更新日:

 先日、衝撃のニュースが飛び込んできた。テレビ朝日が、放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に「スーパー戦隊シリーズ」を終了するというのだ。

 その理由として巷間漏れ伝わるのは少子化による関連玩具の売り上げ減少やイベント収益の減少。一方で制作費は高騰するばかりで採算が合わないということだ。

 スーパー戦隊のヒーローは強い正義感と勇気を持って悪と戦うことが使命。子供たちはそんな勇敢で正義感あふれるヒーローに憧れ、自分もそうなりたいと思うのだ。つまり、同シリーズはただの子供向けではなく、その人格形成の一助として社会的な意義を担ってきたわけで、テレビ局もその意義を感じ、放送していると思っていた。

 それがグッズの売り上げが落ちたからやめま~すというのはにべもない、身もふたもない……。それで思い出すのが9月に「週刊文春」が報じた「ゴジュウジャー」出演者の不倫問題だ。主人公・ゴジュウウルフのスーツアクターを務めていた浅井宏輔とゴジュウユニコーンに変身する一河角乃役の今森茉耶の不倫関係が話題になった。

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