坂口健太郎の“二股報道”に僕が驚かなかった理由。炎上覚悟で女性に伝えたい2つのこと
永野芽郁と年上恋人の二股スキャンダル
【「残念プロフェッショナル」の流儀】
9月に「週刊文春」で、俳優・永野芽郁と年上ヘアメイク恋人の二股スキャンダルを報じられた坂口健太郎(34歳)。坂口には“誠実&さわやか”なパブリックイメージがあったため、ファンだった女性たちは大きく落胆したことでしょう。
そんなイメージダウン真っただ中の坂口に対して、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地さんはどう見ているのでしょうか。
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坂口健太郎(俳優、34歳)
坂口は主演映画にテレビにCMと平常運転
まだ二股スキャンダルの影響が大きい坂口健太郎様ですが、仕事は平常運転で進行しているご様子。
まず、10月31日に公開スタートした主演映画『盤上の向日葵』の宣伝のため、バラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演するなど、いくつかのテレビ番組でお姿を拝見できました。また2023年から契約している大手金融業「信用中央金庫」の新作CMが10月から放送されているため、民放テレビの番組の合間合間でも彼の姿を見ることができます。
主演映画公開、テレビ番組出演、CM出演とスキャンダルがなかったかのような露出ぶりです。
とはいえ、以前から決まっていた仕事には今のところ影響がなくても、芸能人はイメージ商売なので、これから仕事が減っていく可能性もあるでしょう。健太郎様のことを根っから“誠実&さわやか”だと思い込み、応援していた女性ファンのなかには「騙された」「がっかり」と感じている人もいるかもしれません。
けれど、多くの女性は今回の健太郎様のスキャンダルに驚いたでしょうが、おそらく世の大半の男性は驚いていないと思うのです。
永野芽郁の不倫報道のときと逆転の現象
永野芽郁さんが田中圭さんとの不倫スキャンダルが報じられた際、もともと永野さんの性悪さを見破っていた世の女性たちは、彼女のイメージに騙されていた男どもを嘲笑していたことでしょう。あんな女(永野さん)の本性を見抜けずに騙されるなんてアホすぎる、と。
今回の健太郎様のスキャンダルでは、その逆転現象が起こっているのです。
ただ少々ややこしいのですが、世の男たちは健太郎様の本性を見破っていたというわけではないのです。見破っていたなんてご大層なものではなく、ごくごく普通のことだと知っているから驚きもしなかった、という感じ。
まず、芸能人はイメージ商売ですから、俳優業をビジネス的見地で考えれば、事務所や本人が“誠実&さわやか”で売り出すブランディングをすることは、決して悪い事ではありません。だって、そのほうが需要高くて人気出やすくて、儲かるからです。
事実、健太郎様は誠実さや信頼性が重要視される「信用中央金庫」のCMキャラクターに抜擢されて、大金を手に入れているわけですから、そのセルフプロデュースは大成功しています。ビジネスとして考えればとても正しい立ち回りをしていたのです。
ですが逆に考えれば、“誠実&さわやか”は仕事上の顔であり、プライベートでは別の顔があってもおかしくはありません。
清廉潔白な人なんて滅多にいない
さて、ここからがある意味、本題。
世の男性たちが、なぜ健太郎様のスキャンダルを“ごくごく普通のこと”と捉えたのか、その理由をお話します。
誤解を恐れずあえてストレートに言わせていただきますが、「あれだけビジュ(顔)がよくてほっといても女が寄って来るんだから、そりゃ遊び放題するでしょ」ということ。
そもそも表も裏もない清廉潔白な人って、世の中にどれぐらいいるんでしょう。性格が悪い要素がまったくない人なんて、ごくごくわずかではないでしょうか?
人は大なり小なり「クズ」要素がある
これはあくまで筆者の持論ですが、世の中の8割の人は大なり小なりなんらかのクズ要素を持っていて、残り2割しかちゃんとした良い人はいないと思っています。性格の悪いクズ要素があることが当たり前だという考えです。
筆者ほど極論的な考えではなくても、男同士なら健太郎様の思考や行動はある程度理解できるはず。もちろんイケメンでも本当に“誠実&さわやか”な男性もいますが、まったく黒い要素がなく潔白なイケメンなんてそうそうおらず、一見すると“誠実&さわやか”でも裏ではエグいことの一つや二つをやっていると考えるのが、ごくごく普通なのです。
ちなみにこれも炎上覚悟で言っておきましょう。
「僕は浮気や二股のような不誠実なことは絶対しない」という男性もいるでしょうが、もし健太郎様ほどの最強ビジュとスターの地位を手に入れたら、そんな人でも誠実宣言を撤廃して、遊びまくるかもしれません。それだけ健太郎様レベルのポジションは誘惑が多いということです。
イケメンの“誠実&さわやか”を信じすぎるな
要するに健太郎様に対して、そりゃあれだけツラがよくて人気があれば、表向きは“誠実&さわやか”イメージでも、裏ではイイ女を抱きたい放題だろうよ――と多くの男性はナチュラルに受け入れていたはず。
健太郎様の二股スキャンダルが事実だとすればゲスいのは間違いないですが、特別ひどいわけではない。それはごくごく普通のこと、普通のゲスさなのです。
健太郎様レベルのビジュと人気でも“誠実&さわやか”を貫ける男性芸能人もいるでしょうが、そういうタイプはマイノリティーで、健太郎様のように裏の顔があって大なり小なり不誠実なほうがマジョリティー。その事実を多くの男性は知っているので、二股スキャンダルに驚かないのは当然。
健太郎様が二股するようなチャラいクズだとしてもそれは普通のことなので、世の女性たちはくれぐれも、イケメンタレントの“誠実&さわやか”キャラを信じすぎないでください。
つまり健太郎様は、全男を代表する“ごくごく普通のクズのプロフェッショナル”だったというわけです。
(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)


















