著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

HISの狙いは「多角化経営」か…創業者が取締役に復権し、長男が社長に

公開日: 更新日:

 旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は澤田秀太取締役(44)が来年1月28日付で社長に就く人事を発表した。秀太氏は創業者、澤田秀雄最高顧問(74)の長男にあたる。矢田素史社長(64)は代表権のある会長に就く。また、同時に秀雄最高顧問が取締役に復帰する人事も発表した。

 秀太氏は、2005年に学習院大経済学部を卒業後、日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)入社。12年にクルーズ旅行のネット販売などを手がけるベストワンドットコムの社長に就任し、18年に東証マザーズ(現東証グロース)に上場を果たした。20年にHISに入社し、取締役として国内旅行のウェブ販売を強化するとともに、投資部門を立ち上げてM&A(合併・買収)投資などを積極的に進めてきた。

 HISの足元の業績は堅調だ。24年11月から25年4月期の連結決算は純利益が前年同期比4%増の38億円を計上した。欧州方面などの高単価な海外旅行が好調だった。インバウンド(訪日外国人)の増加で国内ホテルの客単価上昇や稼働率向上も利益を押し上げており、売上高は前年同期比13%増の1813億円、営業利益は22%増の67億円だった。旅行事業の営業利益は前年同期比19%増だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"