シリーズ「占領下の日本社会」(18)大東亜戦争調査会の挫折、戦勝国のエゴイズムによって「真相究明」が消えた
大東亜戦争調査会による「太平洋戦争の真因を政府が徹底調査する」という幣原喜重郎内閣の試みが、途中で挫折したのは極めて残念なことであった。
私は、占領初期のこの試みが中止に追い込まれた原因は、戦勝国の思惑の違いが如実に反映したからだと思っている。今回はそのことについて触れ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,068文字/全文1,209文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
今なら!メルマガ会員(無料)に登録すると有料会員限定記事が3本お読みいただけます。




















