不安と不調は増えるばかりでした…小梅えなさんメニエール病との闘い

公開日: 更新日:

小梅えなさん(AV女優/25歳)=メニエール病

 初めは小さな体調不良だったのが、だんだん大きな体調不良に変わってきて、最終的に昨年の4月から8月までお仕事をお休みさせていただきました。病院での診断名は「メニエール病」と「鉄欠乏性貧血」。体がこんなことになるとは想像していませんでした。

 軽いめまいや吐き気、頭痛などの症状が出始めたのは2~3年前からです。そのときはまだ気づくとちょっと痛い、ちょっと気持ち悪いという程度だったので、市販の頭痛薬や吐き気止めなどを飲んでやり過ごしていました。

 様子が変わり始めたのは2023年に入ってからです。めまいがクラクラからグラグラに変わった感じがしました。耳鳴りもするようになって、吐き気や腹痛もあり、朝、ベッドから起き上がれないことが増えていきました。トイレに行くにも壁を伝ってやっと歩くような状態です。

 朝、マネジャーさんが迎えにきてくれるのに、2時間も3時間も家から出られませんでした。現場のスタッフを待たせてしまう申し訳なさから必死で現場へ行きましたが、市販薬でだましだまし撮影をする日々……。

「なんとかしないといけない」と、同時進行で病院にも行きました。内科を中心に耳鼻科や整形外科など、手あたり次第いろんな病院に行ったのですが、すべて「異常なし。うちではわかりません」と言われてしまい、不安と不調は増えるばかりでした。

 撮影では休憩を長くしてもらったり、朝にメークをしてもらったきり動けなくて撮影休止になるなど、1年間、原因不明の体調不良で多方面にご迷惑をかけてしまいました。

 事態が動いたのは24年の初めです。マネジャーの知り合いの耳鼻科の先生から、「メニエール病かもしれないからちゃんと調べた方がいい」とアドバイスをいただいて、某有名大学病院の耳鼻科を訪ねることになりました。

 私は耳とメニエール病は関係ないと思い込んでいたので、「耳鼻科じゃないんだけどな」と疑いました。というのも、小さい頃から気圧の変化などで耳がキーンとなることがあったものの、耳鼻科の検査では異常がなく、そういう体質だと理解していたからです。

 でもメニエール病は、内耳の内リンパ液の異常によって起こる病気なんですよね。大学病院で検査をしたら「メニエール病です」とはっきり診断されました。さらに「内科で血液検査を受けてきてください」と言われ、検査をすると重度の貧血であることも判明しました。詳しい数値は忘れましたが、血液中の鉄分が普通の健康女性より大幅に少なかったようです。

 小さい頃から貧血気味の自覚はありました。でも自分は大丈夫だと思っていましたし、多少無理をしても頑張って仕事しなくちゃいけないと、妙な“スポ根魂”があって、やりすぎてしまいました。

 先生に「しばらく通院してください」と言われたとき、「え? 私、そんなですか?」と驚き、さらに「長めの療養が必要」と言われて悩みました。長く仕事を休んだら、もう使ってもらえなくなるんじゃないかと不安で……。でも、ここできちんと治さないともっとみなさんに迷惑をかけるだけだと思って休養を決意したのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体