ポスティング解禁の村上宗隆に「大きな懸念」…メジャーでの攻守“適応力”に米スカウト疑問符

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 米メディアは早くもヤンキース、レッドソックス、メッツなどの球団名を挙げて争奪戦が行われると騒いでいる。

 ヤクルトがポスティングシステムの申請手続きを行い、日本時間8日午後10時にメジャー球団との交渉が解禁になった村上宗隆(25)のことだ。

 2022年に史上最年少で三冠王を獲得、56本塁打はいまもプロ野球におけるアジア人打者のシーズン最多記録だ。今季最速の打球速度である約187キロは、メジャーのスラッガーでもなかなか達しない数字。そのパワーは間違いなく折り紙付きだが、問題は適応力という指摘がある。

 ア・リーグのスカウトがこう言う。

「22年に三冠王を獲得したことで、他球団は村上対策に目の色を変えた。その結果、ベルトより高め、150キロ超の速球を苦にすることが判明した。それ以来、相手投手は高め速球を勝負球にするケースが増えたのですが、村上は3年経ったいまも対応できないままなのです。メジャーの投手は基本的に高め速球と低め変化球で勝負するだけに心配です」

 適応力が疑問視されているのは打撃に限らない。

 村上の三塁守備は明らかに平均以下だ。23年には両リーグ最多の22失策を記録。その年のオフは守備の名手、22年まで10年連続ゴールデングラブ賞の広島の菊池(35)に弟子入り。年明けの合同自主トレで「メジャーに行きたいので守備をなんとかしたいんです」と、教えを請うた。課題は送球難。菊池には捕球から送球までのリズムをつくること、送球の際に左足を一塁に真っすぐ踏み出すこと、左肩が開かないようにすることなどをアドバイスされたという。

 24年は15失策と減ったが、それでも三塁手でリーグワースト2位の数字。昨オフも2年続けて菊池に守備をレクチャーしてもらいながら、村上の送球難が改善されたという話は聞こえてこない。

「メジャー挑戦する日本人選手が最初に問われるのは適応力です」と、特派員のひとりが続ける。

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