大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

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 大関までは障害なしの一直線となるか。

 7日に大相撲11月場所(9日初日)の取組編成会議が行われ、大関とりがかかる安青錦(21)は初日が霧島、2日目は若元春と、いずれも実力者との対戦が決まった。

 先場所は小結で11勝し、先々場所も平幕筆頭で11勝。大関昇進の目安は「三役で3場所33勝」だが、平幕筆頭と三役は本場所での対戦相手がほぼ同じ。つまり、今場所が大関取りの3場所目と見なされ、成績次第では場所後に昇進する可能性がある。

「3場所33勝はあくまで目安。内容次第では32勝でも31勝でも問題はない。ただ、起点が平幕ですからね。やはり、33勝は最低限と審判部も考えるはず。12勝以上ならば確実に昇進するのではないか」(若手親方)

 今場所後に大関に昇進すれば、またしてもスピード記録を塗り替えることになる。初土俵から12場所目での金星獲得と三役昇進、13場所目での関脇昇進はいずれも史上最速(付け出しを除く)。14場所目で大関になれば、琴欧洲(現鳴戸親方)の19場所を大幅に上回る。

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