前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

公開日: 更新日:

 ヤンキース傘下の3Aスクラントンで今季を終えた前田健太(37)が6日、改めて来季の日本球界復帰を表明した。

 自身のインスタグラムを更新し、「来季から日本でキャリアを続けることを決めた。大リーグと米国での時間は数えきれないほどの教訓となり、選手としてのみならず、人としての成長を助けてくれた」などと英文で記した前田に関しては、古巣の広島を始め、巨人DeNAオリックスなどがシーズン中から獲得に向けた調査を水面下で続けてきた。巨人入りが濃厚とされるが、

「広島は早い段階で撤退したと聞いている。前田は広島での9年間で97勝、渡米1年目にはドジャースで16勝するなどメジャー通算でも68勝を挙げた。とはいえ、2020年から6勝が最多で、今季はタイガースで7試合のリリーフ登板のみに終わった(防御率7.88)。往時の力を失っているだけに、日本の移籍先の選定については、金額や年数的な条件はもちろん、少しでも力を発揮できる環境も重視するのではないか」

 と、さる球界関係者がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝