小栗有以は“2万年にひとりの美少女” 今なおAKB48を牽引する
彼女は15歳でセンターポジションに起用され、ネット上で橋本環奈の「1000年にひとり」の上を行く「2万年にひとりの美少女」といわれた。
しかし、当時のAKB48は総選挙が行われ、もともといたメンバーのファンが推しの順位を上げることに一致団結していて、新しいメンバーが入り込む隙間は狭き門だった。また、彼女が当初所属していたチーム8は各都道府県の地元企業やメディアが応援してくれたが、東京代表の小栗はそのメリットを享受しにくかった。そうしたいくつかの要素もあって、当時は人気が大きくはじけるまでには至らなかった。タイミング次第では前田敦子に続く「絶対的センター」になってもおかしくなかった逸材であり、もっと評価されていい。そして、女優としては、これから真価を発揮するだろう。
AKB48が結成されて20年のうち11年をグループのメンバーとして青春を過ごしたが、本格的な女優としての彼女の物語はSeason1が始まったばかりだ。(おわり)



















