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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

中森明菜が「アンタ、仕事変えた方がいいよ」と投げ返してきたエピソード

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 一方、僕らが頻繁に追いかけたのは1989年の自殺未遂の前後で、大晦日に当時交際を伝えられていた近藤真彦(61)と一緒に記者会見をしたのが彼女の生の声を聞いた最後といってもいいくらいだ。

 その後、独立して活動していく中、次々と所属事務所を変わる時期があり、当時のマネジャーが違法薬物の所持で逮捕された際、仕事先にいた彼女を僕らだけがつかまえたことがあった。僕はタクシーに乗り込もうとする彼女に質問を投げかけたが、それには一切答えず、「アンタ、仕事、変えた方がいいよ。生き方、考えた方がいい」と投げ返してきた。

 まあ、昔の僕らの取材も荒っぽかった。アポイントなしでいきなりカメラを回しながら質問する「直撃取材」というやり方を常としていたのだから、今考えれば、そんなふうに言われても仕方のないことだ。

 あれから長い年月が過ぎ、明菜は歌手活動44周年になった。昨年末には8年ぶりのディナーショーを成功させ、今年は20年ぶりのライブツアーを行う予定となっている。

 僕は昔から彼女は“完璧主義”の一面を持っていると思っている。ライブのリハーサルで満足できるパフォーマンスを出せなければ本番などできないというわけで、コンサート中止が多かった。しかし、近年はジャズっぽいアレンジで、声量が多くなくてもいけるとなって、仕事ができるようになった。

 明菜が生で出てくれさえすればファンは喜ぶ。完璧でなくとも仕事に少し融通を利かせばいいと思う。実際、ツアーのチケットはあっという間に完売したようだ。

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