(3)急増する「適応障害」の実態…4年で1.7倍増

公開日: 更新日:

適応障害」という言葉を頻繁に耳にするようになった。民間の医療データ分析では、適応障害と診断された患者数は、2018年から2022年にかけて約1.7倍に増加している(JAST Lab、2023年)。

 現場の実感もそれと重なり、知人の心療内科医も、「休職のための診断書を求められるケースが増えている」と話す。診断名を指定される場合もあれば、「休みたい」という意向で求められる場合もあり、対応に苦慮する場面も少なくない。職場での不調の延長として、適応障害という診断名が増えている。いま企業の現場でどう扱われているのか。

 産業医の富田健太郎氏(株式会社ヘルスプラント代表)はこう話す。

「ここ数年、適応障害の診断書は明らかに増えています。診断書があり、療養を要する記載があれば、手続きは速やかに進みます」

 適応障害とは本来、「特定のストレス因に対する反応」として症状が出る状態を指す。何に対する不適応なのか、原因がある程度特定できることが前提とされる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン