子どもの弱視(2)物を見るとき目を細めていないか?
子どもの弱視は「機能弱視」と「器質弱視」の2つに分類されており、「機能弱視」はさらに4つに分類されます。「屈折異常弱視」「不同視弱視」「斜視弱視」「形態覚遮断弱視」です。
今回は「屈折異常弱視」とはどんなものかを説明します。
子どもの視力発達期に、遠視、近視、乱視などの屈折異常によって網膜にピントが合わないことがあります。それが原因で視力の発達が妨げられるのが屈折異常弱視です。両方の目が同程度の遠視、近視、乱視となる視力障害です。遠視、近視、乱視の中では遠視の屈折異常弱視がもっとも多いとされています。
弱視の程度が軽いお子さんの場合、小学校入学時まで気がつかないこともありますが、一般的には3歳児健診や就学時健診で見つかることが多いです。物を見るときに目を細める、物を近づけて見るなどの行動がお子さんにあれば、早めに眼科を受診なさってください。
屈折異常弱視の診断時には、調節麻痺剤という目の調節機能を一時的に抑制する点眼薬を用いて屈折検査を行います。点眼薬に痛みはありませんが、少ししみるような感覚を覚える人がいます。また点眼後1~2日間はピントが合いにくくなったり、まぶしさを感じやすくなる状態が続きます。検査前後にレジャーなどに出かける予定がある場合は、見えにくさを考慮して予定を立てるのがよろしいかと思います。


















