(2)欧米では体調不良なら仕事を休む…国や文化によって偏りがある

公開日: 更新日:

 働いているのに、働けていない。出勤はしているが本来のパフォーマンスを出せていない──。プレゼンティーズムと呼ばれるその状態は、なぜこれほどまでに広がっているのか。ヒントになるのが、「国による違い」だ。

 プレゼンティーズムは単なる体調不良の問題ではない。その背景には、その国の働き方や文化が大きく関係していると指摘されている。

 産業医の富田健太郎氏(株式会社ヘルスプラント代表)はこう話す。

「プレゼンティーズムは、国や文化によってかなり偏りが出ます。体調不良のときに休むか、それでも出勤するか。その判断基準が違うからです」

 欧米では体調が悪ければ休むのが基本だ。無理に出勤することは、むしろ職場に迷惑と考えられる。一方、日本では多少の不調では休まない。いや、休めない。周囲や評価を気にし、「これくらいで休むのか」と思われることを恐れる。その結果、出勤者は多いが、本来のパフォーマンスを発揮できていない人も増えている。これがプレゼンティーズムだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もはや地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです