GS以降「日本の新しい音楽」に受け継がれたロック性
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ただ、多くのGSは、メンバー自作ではなく、職業作家による歌謡曲的な作品をあてがわれ、ビートルズ性~ロック性を失っていく。
あと、さまつなところでいえば「ミリタリールックの流行」がある。多くのGSがこぞって、軍隊風ユニホームを着ていた。『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットからの影響が大きかったという。
というわけで、ファッションはともかく、ビートルズに影響された割には、GSの本質は決してビートルズ的ではなかったとも言える。逆にいえば、GSにとってビートルズが、それぐらいすごすぎたのだ。
それでも「日本のビートルズ」が生まれなかったわけではない。むしろGSへの対抗軸として、60年代後半以降の「日本の新しい音楽」(拙著タイトルから)の中に、ビートルズ性が受け継がれ、育まれていくことになる。
端緒は、存在自体がビートルズ的だったザ・フォーク・クルセダーズ。


















