なぜ東京吉本と大阪吉本には“壁”がある? 大阪勢が愚痴る「ギャラと面白さ」への不満

公開日: 更新日:

大阪芸人から噴出する不満

 引き締め役、という意味では有吉弘行の名前が挙がる。

「番組内でも『品川の首を有吉が切った』『吉本でつるむことをダサいと印象付けた』と語られていました。今でも有吉さんは若手のお笑い界まできちんと監視しており、鬼越トマホーク・金ちゃんがアンジャッシュ・渡部さんをSNS上で酷評した際には、ラジオで吉本への苦言をはっきりと口にしていました。ただ有吉さんも軍団を作ったり後輩を派手に可愛がるタイプではないので、“リーダー”と言えるかは微妙なところです」

 また、東京と大阪の芸風の違いも壁になっているという。

「東京吉本は新しいお笑いを発明したり、“センス系”のネタが評価されやすい。一方、大阪吉本は昔ながらの“ベタ”が濃く、『とにかくウケるやつが強い』という風潮がある。大阪から上京してきた芸人が、東京のお笑いになかなか馴染めずに苦戦し、不満を持つのでしょう」

 さらにギャラと“面白さ”が比例していないのでは、とぼやく大阪芸人も多い。

「若手かベテランかは関係なく、東京の方が仕事が多いため、結果的にギャラが高くなる傾向がある。一方、賞レースの優勝者は大阪吉本出身が圧倒的に多い。そこから『東京芸人は俺たちより面白くないのに稼いでいる』と愚痴る大阪芸人もおり、それが確執を生む一因になっているようです」

 番組内では世代間の確執も話題となった。新世代がリーダーとなり、一枚岩となる日は来るか。

  ◇  ◇  ◇

 吉本内のいじめ問題も話題になったが?●関連記事【こちらも読む】サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦…もあわせて読みたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  4. 4

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  5. 5

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  1. 6

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  2. 7

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  3. 8

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  4. 9

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 10

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる