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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

公開日: 更新日:

 日本テレビが「アメリカ横断ウルトラクイズ」を復活させる。

 1977年から92年までの16年間、2時間特番として4~5週にわたって放送され、多くの人の記憶に残る番組だろう。日テレの看板番組として20%台半ばの視聴率を誇ったものだ。「ああ、懐かしい」という思いもあって、今、放送すればある程度の数字が取れるという思惑もあるのかもしれない。

「アメリカ横断」と耳にして僕が思い出すのは、亡くなった氏家齊一郎元社長のことだ。社長に就任してすぐ、“鶴の一声”で「アメリカ横断」の打ち切りを宣言したのだ。制作側の社員からは「そんなバカな。うちの看板番組ですよ」という声が多くあがったが、彼は「それがどうした。3億円もの赤字を出す番組など必要ない」と理由を説明した。もっとも、番組にかかわっていた制作会社などはその年度の番組制作をすでにスタートさせていて、急に仕事がなくなってしまい“真っ青”状態だったことを覚えている。

 それどころか、氏家元社長は赤字番組を許さなかった。いわく、「すべての番組が少しでも黒字を出せば、トータルとして会社は黒字ということになる。当然だ」。

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