(3)第1回選抜総選挙を徹底解剖! 2位発表の直前に起きた「前田コール」の奇観

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■安泰な者など誰一人いない

 21位にすべり込んだのは倉持明日香。会場からは歓声とともにざわつく声が起きた。速報(6月24日)では14位、中間発表(7月1日)では15位。倉持自身、こんなにギリギリになるとは思っていなかったのだろう。その表情は戸惑っているように見えた。前回の集計から順位にかなり変動があるのは間違いなかった。安泰な者など誰一人いないのだ。発表を待つメンバーたちの鼓動が聞こえてくるようだった。あまりに残酷な光景は秋元の狙いである。

 次の注目は12位までに入れるかどうか。上位12人は「メディア選抜メンバー」として、テレビでのプロモーションに優先的に参加できる。速報11位、中間発表12位だった峯岸みなみは16位まで順位を下げていた。12位に入ったのは秋元才加。中間発表23位からの大躍進である。同18位だった佐藤亜美菜も8位に入る健闘をみせた。

 速報と中間発表で3位を守っていた高橋みなみが5位に落ちていたのは意外だったものの、上位の顔ぶれはおよそ予想通り。残すは1位と2位だけになった。絶対的エースの前田敦子と追い上げ著しい大島優子の一騎打ちである。速報、中間発表とも1位前田、2位大島となっていた。票数は4割ほど前田が上回っており、この差を覆すのは難しいように思われた。

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