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吉田賢フリーアナウンサー

1960年、広島県尾道市出身。83年にNHKに入局し、87年から大相撲中継を担当。以来、定年退職した2025年5月場所まで、実況アナとして活躍した。高校野球、メジャーリーグなど相撲以外のスポーツ中継歴も豊富。出身地にちなんで「しまなみ親方」の愛称で親しまれている。

大本命は…元NHK吉田賢アナの9月場所予想! 対抗、穴にも大注目!

公開日: 更新日:

 13日に初日を迎える大相撲秋場所。このグズグズとした長雨を吹き飛ばしてくれるのは誰か。

豊昇龍休場は賢明

 痛めていた右膝を7月末に手術した横綱豊昇龍は休場となった。無理をしてまた悪化させたら元も子もない。賢明な判断だと思う。まずはしっかり治してもらいたい。

 豊昇龍にはそのうえで、相撲を変えてほしい。これ以上けがをしないためにも、もう強引な投げに頼らず、持ち前のバネを生かし、立ち合いで前みつをとって一気に走る速攻相撲を模索してほしい。かつての千代の富士のように。そして悲願の、横綱での初優勝を──。豊昇龍、今はしばし雌伏の時期だ。

■覚醒した熱海富士

 さて今場所、私の本命は、関脇熱海富士だ。先場所12勝。進境著しく、覚醒した感がある。相手を正面に置き、まわしにこだわらずに、巨体を生かして前へ前へと出るようになったのが大きい。優勝した安青錦に対しても、本割では右、左と突きながら前へ出て、堂々押し出した。

 先日の体重測定では、1キロ増えて幕内最重量の198キロに。今場所も、その体を武器に、圧力をかけ続ける相撲がみられそうだ。優勝争いの経験も、決定戦に3度進出と十分。いま一番賜杯に近いとみる。いよいよ初優勝か。

 同時に、大関昇進も懸かる。12勝以上を挙げれば、「直近3場所を三役で33勝」とされる昇進の目安にも届く。

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