ブルージェイズ岡本和真が示した「適応力」 メジャー1年目30発を生んだ“16センチ”の秘密
ブルージェイズの岡本和真(30)が日本時間9日に30号本塁打をマーク。大谷翔平(ドジャース)、村上宗隆(ホワイトソックス)とともに、同一シーズンで日本人選手3人が30本塁打に到達したのはメジャー史上初だ。
その岡本は10日現在、141試合で打率.232、30本塁打、83打点。本塁打はチーム最多で、2位スプリンガーの14本に倍以上の差をつけている。チーム随一の長距離砲として、存在感を発揮している。
開幕当初の岡本は、日本より速く、鋭く曲がる変化球に苦しんだ。4月18日時点で打率.188。そこで翌19日、バッターボックスで立つ位置を大胆に変えた。バッターボックスの前縁から約53センチだった位置を約70センチまで下げたのである。特派員の一人がこう言う。
「投球を少しでも長く見ることが狙いだった。実際、変更後は変化球の見極めが改善し、空振りも減りました。米情報サイトのスタットキャストによれば、最新のシーズンを通じた打席での平均的な立ち位置は、約68.8センチ。開幕当初より約16センチも深い。さらに、打席での立ち位置を後ろへ下げた一方、インパクトの位置を前にした。約71センチ前から約79センチ前に。球を長く見つつ、打つポイントをより前に持っていくことで、変化球への対応とともに、長打が生まれやすくなりました」


















