(3)第1回選抜総選挙を徹底解剖! 2位発表の直前に起きた「前田コール」の奇観
司会の戸賀崎が2位の封筒にハサミを入れた時だった。会場から前田コールが沸き起こった。大島の逆転を期待するファンたちの声だった。この悪意に満ちたコールは前田にとって気分のいいものではなかっただろう。
「第2位、大島優子!」
戸賀崎が告げると、大島がマネジャーに抱えられながら舞台袖から姿を現した。体調を崩していた大島はこの日、欠席する予定だったが、AKB48にとってターニングポイントとなる場面になんとか駆けつけたのだ。
トップの前田の得票数は4630票。のちに指原莉乃が20万票を超えたことを考えれば、まだ全然少なかったが、これをきっかけに選抜総選挙は国政選挙をも凌駕する一大イベントに発展していくのである。(敬称略)



















