再婚後に元内縁の夫とトラブルになった新藤恵美

公開日: 更新日:

 もっとも、事件が明るみになったのは年が明けた92年1月。新藤と夫は記者会見で「今ごろこんなことを言ってくるなんて腹立たしいですよ」と怒りをあらわにした。その後に、2人は厄払いを兼ねて福井の禅寺に1泊して座禅修行を行い、堂長さんの話を聞いて、「もう事件のことは忘れられます。感謝しています」とも語った。

 ところが、事件は2月に始まった裁判で衝撃の展開を見せる。第1回公判は比較的、平穏だったが、4月の第2回では新藤が男性と交際中に撮影した“プライベートな人目をはばかる写真”が証拠として提出された。

 さらに、第3回は被告の男性が「新藤が金銭目的の浮気で大物俳優と関係していた」と証言するなど波乱の展開。写真流出疑惑をおもしろおかしく書き立てるマスコミに対し、新藤は「自分のヌードを撮らせたことなんて一度もない。映画出演のスチル写真かなんかじゃないですか」「判決が出ればすべてわかります」と反論した。男性には「いつか立ち直ると尽くしてきたのに……」と怒りを見せた。

 9月30日に下された判決では男性、知人とも懲役1年6月。男性には4年の執行猶予はついたが、裁判長は被告側の主張はすべて却下し、主文読み上げに先立って男性たちを叱責するように判決理由を述べた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間