天馬ルミ子 ピンク・レディーのマネーで大型デビューも活動休止

公開日: 更新日:

■1978年1月

 デビュー以来、ミリオンセラーを連発し、社会現象を起こしたピンク・レディー。人気絶頂期はテレビで2人を見ない日はなく、デビューから77年末までの1年半で、レコードとグッズだけでも57億円を売り上げたといわれている。

 2人の所属事務所T&Cミュージックがピンク・レディーで稼いだマネーをつぎ込んでデビューさせたのが、天馬ルミ子(当時13)。「ピンク・レディーの妹分」のキャッチコピーで、78年1月にシングル「教えてください神様」がリリースされた。

 天馬は3歳の時に「劇団ひまわり」に入り、日本舞踊とピアノも習っていた。その後、通い始めた平尾昌晃歌謡教室でも「歌のうまいことにかけては天才だ」と高く評価された。この教室に話が舞い込んだことがデビューのきっかけとなった。

 事務所に入る時は“ピンク・レディーの育ての親”として有名な相馬一比古制作部長が面接。しかし「ちょっと立ってみて」といわれただけでOKが出て、天馬は「歌手を取るのに歌も聴かないで」と驚いたという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動