旅人・中田英寿 たどり着いた「日本酒ビジネス」のなぜ?

公開日: 更新日:

“旅人”のたどりついた先は酒蔵だった。元サッカー日本代表の中田英寿(37)が、モバイルコンテンツ会社エムティーアイと共同で、無料の日本酒検索アプリ「Sakenomy」を開発した。アプリのコンセプトや使い勝手など細かいところまでアドバイスしたという。

「大きな特徴は、約1000種類の日本酒データベース。銘柄のラベルを写真に撮ると、詳細な情報をチェックできるのは、中田さんのアイデアです。中田さんは全国の酒蔵を巡りながら造詣を深め、『日本酒を世界にアピールしたい』という思いに至ったそうです」(エムティーアイ広報担当者)

 アプリには、自分の味わいを入力したり、ほかのユーザーと比較したりする「利き酒マップ」や、入力された好みの傾向からお薦め銘柄の紹介を受ける「日本酒レコメンド機能」などもある。

 酒飲みが喜びそうなアプリだが、このところ、中田の話題といえば日本酒ばかり。昨年は、「十四代」で知られる高木酒造と組んで海外向けに「N」なる日本酒を販売。今年は、W杯オフィシャル日本酒を手掛け、サンパウロの日本酒バーにも関わった。旅人は造り酒屋でも目指しているのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然