NHK生放送は“公開処刑” それでも船越英一郎が降りない訳

公開日: 更新日:

 精神状態が心配だ。松居一代(60)ではなく、夫で俳優の船越英一郎(56)の方である。NHKの昼の情報番組「ごごナマ」でMCを務めているのだが、10日の生放送中に、ゲストのはなわがヒット曲「お義父さん」を歌うと、「何度も聞いているのに、なんでこんなに泣けちゃうのか」と話し、泣き出してしまった。

 その気持ちはよ~くわかる。妻でタレントの松居との間に離婚騒動が勃発中で、現在、松居がブログやユーチューブなどで、船越への執拗な口撃を続けているからだ。これまで、船越は離婚騒動について沈黙を守っているのだが、「ごごナマ」への出演は続けてきた。おそらく、松居から「バイアグラ男」と罵倒されている船越のプライドはズタズタ。生放送で視聴者の好奇な目にさらされることは、“公開処刑”の状態に近いだろう。

「それでも、船越が出演を続けるのは、もし番組を降りれば、自らの不倫を認めたと取られかねないからです。NHKとしても、松居の主張を理由に船越を降板させ、後になってその主張が事実無根だったと認められれば、大問題となる。静観せざるを得ないわけです。ただし、離婚問題が調停から裁判に進んで長期化、泥沼化すれば、主婦層がターゲットの『ごごナマ』へのダメージは相当なものになる。視聴率も2~3%に低迷しているため、早期の打ち切りもあり得ます」(テレビ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」