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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

メディアは一般教書演説を「今世紀で最も不人気」とバッサリ…トランプ劇場への疲れが表面化し始めた

公開日: 更新日:

 現地時間2月24日夜、トランプ大統領が行った一般教書演説は、1時間47分という歴代最長の演説となった。だが注目されたのは長さだけではない。直後のCNNの調査をもとに複数メディアが「今世紀で最も不人気な一般教書演説」と報じた。

 一般教書は通常、大統領への支持を一時的に押し上げる“ボーナス演説”とされるが、今回は様相が違った。

 トランプ氏は冒頭から、ミラノ・コルティナ五輪で金メダルに輝いた米男子アイスホッケーチームを紹介。勝利に貢献した選手へその場で大統領自由勲章を授与し、国家的な勝利を象徴する演出で“つかみ”を狙った。

 その後も、退役軍人や人命救助の英雄、移民による犯罪被害者遺族などを紹介し褒め称えた。共和党議員らはそのたびに立ち上がり、拍手や「USA! USA!」の合唱が巻き起こる。選挙集会さながらのトランプ劇場が繰り広げられた。

 一方、民主党側の対応は冷淡だった。多くの民主党議員が欠席、ほとんどが終始着席したまま拍手も控えた。後半には居眠りする議員が映し出され、中だるみも目立った。

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