11年ぶり歌番組に 酒井法子は“更生芸能人”で再旋風なるか

公開日: 更新日:

「確かに『星の金貨』や『ひとつ屋根の下』が放送されていた頃は、中国でも大人気でした。でも薬物報道以降は、もう当時の人気はありませんよ。中国は、薬物使用や事件を起こした芸能人に対して日本よりも厳しい。『更生したから芸能界に復帰します。地上波に出ます』なんて世論が許さない。あの国民的スターだったファン・ビンビンといえども、脱税事件のせいで、今もほぼメディアに出られない状況が続いています。『のりピーは日本人だし』と割り切る中国人もいますが、中国人がみんな彼女に好意的かのように報道されるのはちょっと……」と複雑な表情を浮かべる。

 芸能ライターのエリザベス松本氏はこう言う。

「最近の酒井さんはディナーショーに積極的なようで、今年5月にも東京・八王子で開催されます。チケットはS席で2万3000円。今回の復帰には厳しい声が多かったのですが、『更生したんだし、応援したくなる』という声も少なくありません。酒井さんとしても手応えを感じているのでは?彼女が出演すると、良くも悪くも話題にはなりますから」


 在京キー局関係者も「視聴率欲しさに酒井を起用する局も、ぼちぼち出てくるかもしれませんね」と口をそろえる。

 折しもピエール瀧容疑者や新井浩文被告の逮捕で「芸能人の更生と復帰」が議論されている今日この頃。酒井は“更生芸能人”として、再び世間に“のりピー旋風”を巻き起こすことができるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  4. 4

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  5. 5

    “Snow Manの頭脳”阿部亮平は都立駒場高校から“独学”で上智大理工学部へ 気象予報士にも合格

  1. 6

    長嶋一茂が晒した「長嶋家タブー」の衝撃!ミスターとの“今生の別れ”、妹・三奈との根深い確執も赤裸々

  2. 7

    手ごたえのない演奏を救ったのは山下達郎 弱冠22歳の雄叫びだった

  3. 8

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子

  4. 9

    貴乃花の次女・白河れい「事務所退所」…“親の力を借りない”妹と長男・花田優一の現在地

  5. 10

    父の死去で長嶋一茂は“天然キャラ”封印…KY発言に噛みつく「不謹慎警察」のエジキになる恐れ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  2. 2

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  3. 3

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  4. 4

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  5. 5

    手ごたえのない演奏を救ったのは山下達郎 弱冠22歳の雄叫びだった

  1. 6

    中居正広問題のキーマン元編成幹部を“地雷”扱い…「大甘処分」を下したフジテレビの魂胆

  2. 7

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  3. 8

    「ルンバ」のアイロボット社に事業継続困難疑惑…代表執行役員社長が舞台裏を説明

  4. 9

    僕は宝塚シニアの3年時、全国大会初出場でPL学園からスカウトされた。後に阪神同期入団する二塁手は…

  5. 10

    永野芽郁の二股不倫疑惑で露呈した所属事務所のガバナンス不全…沢尻エリカ以来の大ピンチ!