「膣マッサージ」「Wi-Fiが肌に悪い」で物議 インフルエンサーが根拠なき情報発信をするリスク

公開日: 更新日:

《誰でも気軽に発信できる現代においては、エビデンスのない情報をばら撒くことの責任を自覚して発信してもらいたい》

《インフルエンサーやYouTuberの多くは専門家などに聞いたりして事実関係を調べている印象がありません》

 というネットの声とともに、インフルエンサーやYouTuberなど、「影響力のある人物が発信する商品やサービスの科学的根拠が乏しい」と話題になる事例が最近目立つ。

 婚活サバイバル番組「バチェロレッテ・ジャパン」で初代ヒロインを務めた福田萌子(35)は現在妊娠中で、12日、自身のインスタグラムのストーリーズで「産道を柔らかくしておくことで赤ちゃんが楽に出てこられるし会陰切開の確率も減ります」とその効果とともに、「膣マッサージ」というサービスを紹介した。

 その後、産婦人科医がツイッターで「膣マッサージ」について、「腟の凝り、癒着という概念が存在しないのとそれらが『腟マッサージ』で改善されるという根拠はないです」「妊娠中とか産後の不安を煽るビジネスっていっぱいあるけど、それに加担している可能性をインフルエンサーは考えた方がいい」と投稿し、インフルエンサーの問題点を指摘した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」