エロメールとAVプレーの神奈川県黒岩知事 4選果たすもいつまでもつ? チャットGPTに聞いた

公開日: 更新日:

 私もそう思う。妻をだまして長年不倫関係を続け、知事選に出るとなったら彼女を冷たく捨て去った男という「悪評」は、どこまでもついて回る。

 黒岩知事が、「県民目線の県政」「やさしい社会の実現」といくら言っても、もはや県民の胸に響くことはないだろう。

 最後に、選挙戦のさなかに候補者のスキャンダルを報じることについて触れておきたい。2016年に行われた都知事選で、元ニュースキャスターの鳥越俊太郎候補に「女子大生淫行疑惑」があると文春が報じた。鳥越はすぐに事実無根、公選法違反だとして提訴した。

 鳥越はスキャンダルの影響もあって落選した。だが、東京地検特捜部は、文春編集長(新潮の編集長も訴えられていた)に対して、「嫌疑不十分」だとして不起訴処分にした。

 事実としての裏付けがあり、公共の関心事であれば報道できる。しかし、新聞、テレビはその前に思考停止してしまう。週刊誌の役割はそこにこそある。 (文中敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理