男も惚れたアラン・ドロンの魅力…引き裂かれた“日本人妻”に最期まで会いたがっていた

公開日: 更新日:

 そんなドロンが来日中に東京・吉原のトルコ風呂(その後ソープランドと改称)に遊びに行ったと報じられたのは1983年だった。日本の有名女優でもドロンが呼べば喜んではせ参じるだろうに、「なぜ?」と大きな話題になった。相方になった女性に週刊誌が殺到し、「世紀の幸せ者」とはやし立て、俺もドロンと“兄弟”になりたいという客が列をなしたといわれた。

 ドロンの日本女性好きは本物だったようだ。今年、週刊新潮(7月25日号)が、ドロンと17年間同棲した“日本人妻”の告白を掲載している。

 映画界から引退したドロンにフランスの国際放送がインタビューした際、“日本人の連れ合い”と長年暮らしていると語って、その存在が知られたのである。フランスで映画監督を目指していたヒロミ(67)がドロンと出会ったのは1989年、35年前のことだ。会ってまもなくドロンからディナーに誘われ、一夜を過ごした。

 その後、妻と別れたドロンに誘われ、“事実婚妻”として彼の豪邸で暮らすようになったという。彼女は「ドロンはとても嫉妬深いのよ」と語っている。だが、ドロンが体調を崩すようになってから、彼の3人の子どもたちから「父を虐待している」などとして刑事告訴されてしまうのである。後に不起訴になるが、これには資産20億円ともいわれるドロンの「資産」を巡る相続争いがあるようだ。以来、ヒロミはドロンに会えていないという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」