足立梨花ブチ切れ「卑猥な写真加工」はいつ始まった? 識者「2000年代から存在」と指摘、近年の傾向も分析

公開日: 更新日:

 今回足立が批判したのは「自身の有料コンテンツの卑猥な改変および公開」だが、「女性有名人の写真を卑猥に改変し、公開する」という行為はこれまでにも見られてきた。上述の「アイコラ」だ。画像作成ソフトで女性芸能人の顔の部分を切り取り、別の女性の首から下の裸体の画像とつなげて卑猥な画像を作り出す行為だが、2015年には女優の綾瀬はるから複数名がネットのアイコラ画像を雑誌に載せた出版社を東京地裁に提訴した。

 それもあってか、アイコラは一時期下火に。しかし、井上氏は、足立が今回批判していたタイプの卑猥な改変はもちろん、「アイコラも近年、再び活発化の傾向にある」と話す。

「卑猥に改変された画像が増えているのはもちろん、それの動画版も目立ちます。動画として作られているものについてはディープフェイクに分類して良いでしょう。さらに言うと、そのような画像や動画を公開するアカウントは日本国内のものにとどまらず、東南アジアの人のアカウントやbotである場合も多いです。これらの場合、卑猥な画像や動画の作成者が、その女性が芸能人であることを知らずに『インプレが稼げそうだ』という理由だけで使っている場合が多いと考えられます」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束