推し活OL2人が免許証偽造し「当選者」なりすまし…WEST.のコンサートで捕まったお粗末な手口

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■自宅からは他人の偽造運転免許証が20枚以上も

 和田容疑者と脇山被告は「WEST.」の熱烈なファンで、昨年初めぐらいに知り合った。脇山被告は昨年暮れに松竹座で開催された「デビュー10周年記念公演」のチケット購入に応募。料金は一律1万2000円でかなりの人気だったことから、脇山被告は当選確率を上げるため、知り合いの名前を使って複数応募し、「知人の名前」でチケットをゲットした。

「主催者側はチケットの転売を防ぐため、今回から来場者全員に劇場入り口で身分証明書の提示を求め、本人確認をする方針を打ち出した。これまでファン同士で名前を貸し借りしてチケットを手に入れ、お互い融通し合うことがあったが、初めて本人確認が必要になった。困った2人は名前を貸してくれた当選者になりすまそうと考え、運転免許証を偽造することを思いついた。今後も繰り返し、同様の手口で入場しようとしていたのだろう。和田容疑者の自宅からは20枚以上の他人の偽造運転免許証が見つかった。仲間同士で分け合っていただけだったが、このまま放置しておけば、第三者に転売する可能性も考えられる」(捜査事情通)

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