著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

モチベーションの向上と継続に必須の「HERO」とは?

公開日: 更新日:

「心理的資本(サイコロジカル・キャピタル)」という考え方があります。これは、人が目標を達成したり、困難を乗り越えたりするために持っている「心の強さ」や「内面の資源」のことです。

 ネブラスカ大学のルーサンスらは「ポジティブ心理学」という、人間の良い面や強みに注目し、それをビジネスや組織に応用する「ポジティブな組織行動」という分野を研究しています。

 ルーサンスによれば、「心理的資本」は、4つの要素から成り立っており、その頭文字をとって「HERO」と定義しています。

 Hは、希望(Hope)。これは、目標に向かって進み続ける力と、そのための道筋を見つける力のこと。Eは、自己効力感(Efficacy)。「自分ならできる!」と難しい課題にも挑戦できる自信を指します。Rは、レジリエンス(Resilience)。失敗や逆境から立ち直り、さらに強くなる回復力。Oは、楽観性(Optimism)。物事を前向きに捉え、将来の成功を信じる力です。

 研究では、働く人々を対象に、彼らの心理的資本(HEROの力)を高めることができるかを試すために、次の内容の研修を2~3時間程度行いました。

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