著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(48)写真集「燃えるパーティー」は“時代を変えた一冊”だと自信を持っている

公開日: 更新日:

増田「なかなかもう手に入らないですよね。メルカリとかヤフオクにも出てこない」

加納「増刷したらすごい売れるかもしれないね。そういうことを出版社はもっと考えればいいのにな。あれはやっぱり、日本の写真集の中でもちょっとアウトローな存在かもしれないけど、時代を変えた一冊だと思う。写真の技術もトップクラスだし、感覚的にも自信を持っている作品だから」

増田「そこに加納さんと草間さんが関わっているというのが歴史的意味があると思うんです」

加納「草間さんもちょっと写ってるんですよ。彼女は裸じゃないですけどね。俺が当時26歳で、彼女は40歳を超えていなかったと思うけど」

増田「(ネットで検索して)これは11万円のものですね。サイン入りの特別版みたいです。通常版とは違うものですね」

加納「通常版と違うというか、そもそも出版されなかったものですからね。発売前に関係者に譲ったものかもしれない」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    森保監督がブライトン三笘薫を代表招集外にしたウラ側…10日パラグアイ戦、14日ブラジル戦へ

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  2. 7

    フリーの風間俊介&生田斗真は大活躍も…旧ジャニ「ドラマ班」次世代は“自称”止まりの寂しい現状

  3. 8

    テレビはグルメ、熊、線状降水帯ばかり…もっと大事なことを放送したくないための隠れ蓑か

  4. 9

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 10

    次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?