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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(46)“吉永小百合論”、「偏見に満ちているかもしれない。でも、それでいい」

公開日: 更新日:

 作家・増田俊也氏による新連載スタート。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇ 

増田女性に関しては、先ほど休憩の時間に典明さんがお話しされていた『もっとリニューアルして強くなる』という話が興味深かったです」

加納「こう言うと怒られるかもしれないけど、女性はまだ“人間になりきっていない”と思うんだよ。『もっと人間になれよ』と言いたい。五分と五分の対等な関係でいこうよと。社会というリングの上で、今もなお、男女の格差は日本では根強い。海外と比べてもまだまだ大きいよね。女性は、その美しさや気配、匂いなどでごまかすのではなく、もっと本質的な部分で対等になってほしい。まずは男としっかりと向き合って、喧嘩するくらいの覚悟で、互いにぶつかり合うことが必要だと思う」

増田「そこまで言ってしまうと、今おっしゃった『美しさ』や『気配』『匂い』といったものを失うかもしれませんね」

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