髪<上>シャンプーが抜け毛や薄毛の原因になる可能性あり

公開日: 更新日:

■「水洗髪」が望ましい

 さらに、シャンプーの合成界面活性剤には強い「細胞毒性」があることが、科学的に証明されているという。細胞毒性とは、細胞自体に直接ダメージを与えて死滅させたり、何らかの害を及ぼしたりする毒性のことだ。

 毛穴の中の皮脂腺の少し下にある「バルジ領域」という部分には「毛根幹細胞」が存在している。髪は毛母細胞が分裂してつくられるが、その毛母細胞をつくっているのがバルジ領域の毛根幹細胞だ。

 毛母細胞は頭皮から3~4ミリの最も深い場所にあるが、毛根幹細胞は1~2ミリの浅い場所にある。そのため、毛母細胞はシャンプーが直接つくことはないが、毛をつくるのに最も大切な毛根幹細胞は細胞毒性にダイレクトにさらされてしまう。

 人間の皮膚には再生力があるので、細胞毒性にさらされて傷ついても、いずれ回復する。しかし、毎日、何十年も毛穴にすり込んでいれば、毛の発育が阻害されても不思議ではないという。


 このように体質的に合わない人がシャンプーを使うことのリスクを考えれば、いくら育毛剤などを使っていても、その効果は相殺されてしまう。そこで抜け毛や薄毛を気にしている人に、山口院長が勧めるのは「脱シャンプー」。つまり「水洗髪」に変えること。洗う水の温度は皮脂を落としすぎない常温以下にするのが理想という。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から