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堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

おでこをトントントンと叩くだけで「暴食」を抑えられる

公開日: 更新日:

 街中を歩いているとジングルベルが聞こえてくる季節になりました。クリスマス、忘年会――。本来なら気持ちが高揚してくる時期ですが、今年は不要不急の外出を控えなければいけませんから、何ともやりきれない気分になります。

 家の中に閉じこもっているとストレスがたまりがちになりますし、何より間食が増え、太り気味に……。私も“腹の上のポニョ”をどうにかしたいと悩んでいるひとりです。どうしよう……。

 暴飲暴食を防ぎたい! そんな人にお勧めなのが「おでこをトントントンとタッピングするだけで湧いてきた食欲が解消できる」という面白い研究です。

 ニューヨーク市聖路加病院のウェイルらが行った実験で、肥満傾向の被験者の好きな食べ物への欲求を減らす方法として、以下の4つのアクションを比較して実験しました。

【アクション1】指で自分のおでこを30秒タッピング×4回
【アクション2】指で耳を30秒タッピング×4回
【アクション3】つま先で床を30秒トントンと叩く×4回

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