「何もしない」も徹底追求…米オンライン辞書Dictionary.comが選んだ今年のトレンド語は「Maxxing」
アメリカのオンライン辞書ディクショナリー・ドットコムが選んだ2026年の「今年のことば」は「Maxxing(マキシング)」。最大化を意味するMaximizeマキシマイズから生まれた言葉で、何かを徹底的に追求するという意味です。
代表例は「Looksmaxxing(ルックスマキシング)」で、筋トレや美容、整形も駆使して外見の魅力を最大化する。もともとマノスフィアと呼ばれる男性中心のネットコミュニティから広まり、今年のメディアでの使用頻度は10倍以上増加しました。
健康志向では、食物繊維を積極的に摂る「Fibermaxxing(ファイバーマキシング)」、睡眠の質を極限まで高める「Sleepmaxxing(スリープマキシング)」。AIを徹底活用する「Tokenmaxxing(トークンマキシング)」もよく使われています。
ところが興味深いのは、こうした最大化の正反対のマキシングもトレンドになっていることです。「Frictionmaxxing(フリクションマキシング)」は、AIやデジタル技術に頼らず、あえて不便や手間を楽しむこと。「Whimsymaxxing(ウィムジーマキシング)」は、かわいいキャラやカラフルな小物、遊び心のあるファッションなどで、日常の楽しさを最大化すること。日本の「かわいい文化」とも重なります。さらに、「Nothingmaxxing(ナッシングマキシング)」は何もしないことを徹底するという、なんとも逆説的な言葉です。


















