東京五輪がトドメ…江戸から続く吉原「夜のおもてなし」は風前の灯

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「9月に東京開催が決まるまでは、みんなで『東京になるな』って祈ってたんですよ」

 日本最大のソープランド街、東京・吉原の一角で“情報喫茶店(案内所のようなもの)”を営む中年男性は苦笑いしながら、こう続ける。

「(2020年の)開催が近づけば、臭いものにフタで、お上に締め付けられるに決まってます。前回(64年)の東京五輪の時だって、国会で吉原が問題視されたっていうからね。コンビニで売ってるエロ本業界の人たちも、五輪開催で<規制がさらに厳しくなるんじゃないか>と戦々恐々ですが、吉原も同じです」

 全国には1000店超のソープランドがある。吉原(台東区千束)界隈(かいわい)には、そのうち1割強の百数十店がひしめいている。が、「最盛期に比べてほぼ半分に減りました」(業界関係者)。かつて「不夜城」と称された遊郭は閑古鳥が泣き始めている。平日の夕方には、ほとんど客の姿を見かけない。ある風俗ライターが言う。

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