冬ボーナス「82万円 5.79%増」は“統計のマジック”

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 経団連が公表した冬のボーナス妥結額(第1回集計)は、昨冬に比べ5.79%増の平均82万2121円だった。これを受けて、新聞TVは14日、「円安効果」「バブル以来の伸び」と報じていたが、統計数値を丹念に見ると、別な姿が浮かび上がってくる。ボーナス格差の拡大だ。

<トヨタ、ホンダはホクホク>

 今冬のボーナスは、バブル全盛だった90年の伸び率6.15%に次ぐ上昇率で、80万円台を2年ぶりに回復。「景気の改善傾向を反映した形」と書いた新聞もある。
「統計結果は、確かに大幅アップです。ただ、経団連の公表資料を細かく見ると、自動車業界の伸び率が他と比べ突出しているのが分かります。実に昨冬比で13.02%増です。それ以外の業界は、それほど伸びていません。全体としてのボーナス増加は、自動車業界に支えられているということです」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)

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