孤立続く徳島大雪 災害長期化の原因は「IP電話」だった

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 大災害の背景に意外な盲点だ。徳島県を襲った大雪の影響で8日、つるぎ町の古川ミサ子さん(98)が亡くなった。いまだに三好市、東みよし町、つるぎ町の3市町では122世帯200人が孤立状態。自治体職員らは安否確認を進めているが、連絡が取れない住民もいるという。

 孤立者が出てから、きょうで5日目。長期化した一因は、意外にもIP電話の普及だ。IP電話は一般の電話回線を使わず、ネット回線などを通して音声を伝えるサービスで、停電すると電源がなくなり通話ができなくなってしまう。

 徳島県は、2011年の地上波デジタル放送移行をきっかけにCATV網の普及を後押し。基本料、通話料ともに安いこともあり一気に普及した。現在、三好市では87%、東みよし町は80%、つるぎ町ではほぼ100%の家庭が使用しているという。全国で見ても、14年3月時点で、IP電話の契約者が固定電話の契約者数を上回っている。

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