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一瞬で高層ビル倒壊 NHKが報じた「キラーパルス」の恐怖

 都心の超高層ビルが瞬く間に崩れ落ちる――。「NHKスペシャル 阪神・淡路大震災20年」(18日放送)には、多くの視聴者が驚愕したんじゃないか。番組では、大阪直下の活断層「上町断層帯」で大地震が起きたと想定。鉄骨造り25階建て、高さ100メートルのオフィスビルが横倒しになる様子をCG映像でシミュレーションしていた。

 超高層ビルまでも倒す揺れの原因。それは、大震災で神戸の市街地の木造家屋などを一瞬で倒壊させた「キラーパルス」だという。

「キラーパルスは一般的に、震源が破壊する過程で発生する地震動が1~2秒周期になる現象のことです。地盤が固い軟らかいに関係なく、特に内陸直下型地震の際に起こります。ただ、震源の破壊過程と関係なく、似た現象が起きることがあります。都市部など平野部は、表層地盤が軟らかいので地震動の周期が1~2秒になる。例えば、昨年の長野県北部地震、07年能登半島地震で一部で被害が拡大したのは軟弱な表層地盤が一因でした」(筑波大システム情報系・境有紀教授)

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